昨日配信されたラジオ番組では「縁語クイズ」というものを出題してみました。縁語とは、短歌など歌の中で使われる修辞法の1つ。中心となるある言葉から連想される(その言葉と縁のある)語を意識的に歌の中に詠み込むというテクニックです。例えば、歌の中で「学校」という言葉を印象づけたいとしますよね。そのまま「学校に」などと直接用いてもよいのですが、学校に縁のある言葉…「黒板」とか「教室」とか「グラウンド」といった語をちりばめて、「学校」を想起させる表現技法です。この場合、「黒板」「教室」「グラウンド」は「学校」の縁語と言います。
縁語は高校の古文で本格的に学ぶのかな?和歌の修辞法は苦手な人が多いのですよね。
ラジオでも話しましたが、バラバラのものを繋げて連想することは想像力のトレーニングにもなります。是非とも幼児のうちから育んでいきたい力の1つです。
みがくの幼児教室では先日も「縁語クイズ」で遊んだのですよ。子どもたちに実際に出した問題はこちら。
次の3つは何の縁語でしょうか?
★背中・こぶ・動物
★食事の道具・2本・棒
★白黒•中国の動物・笹の葉
★夏•丸い果物•緑と黒と赤
4歳でも答えられるようにやさしくしました。同じ問題でも高学年には、例えば…
砂漠地帯•脂肪分•哺乳類
などと縁語をレベルアップすると良いでしょう。
親子や友達で問題(縁語)を作り合うのも面白いですね😊