もしも、この平成の世に清少納言がタイムスリップして来たなら。
そして我が家にしばらくホームステイすることになったなら。
こんな感じで「平成版・枕草子」を書いたんじゃないかなぁ。
…なぁんて、妄想全開で書いてみました(笑)。
犬はパグ。
鼻のひしげて見ゆるを、愛敬づきていとをかし。
欲深かりて、人の食ひたる傍らについ居つつ、責めたるにやあらむ、大きくまろき眼にてうちまもりたる面影こそいみじかりけれ。
(現代語訳)
犬はパグが可愛い!
鼻がつぶれているように見えるけど、それも愛嬌があってめっちゃキュート
食欲が旺盛で、人間が食事をしている横にちょこんと座って、(催促でもしているのかな?)大きなまぁるい目でじーっと見つめている。その表情がたまんない!!
匂ひやかなるもの。
薄く降り積もりたる雪に、街路樹より散り落ちける銀杏の葉重なりたる。
雨の降りたる秋の日のあした、アスファルトにて千々に落ち葉の貼り付きたるもまた匂ひやかなり。
(現代語訳)
美しいもの。
薄っすらと降り積もった雪の上に、街路樹から散り落ちた銀杏の葉がふわっと乗っている様子。
雨の降った秋の日の翌朝、アスファルトに色とりどりの落ち葉が貼り付いている様子もまた美しい!