今日はキノコの観察会でした。
この観察会は、私たちが所属している「北海道キノコの会」の定例活動の1つです。昨年はコロナ感染予防の観点から観察会が中止になってしまいました。今回は実に1年ぶりの開催とあって、私たち家族も気合いが入ります。
今回も支笏湖畔のモーラップ樽前荘前の駐車場に集合!今日はキノコ日和です。
ここ支笏湖は日本第4位の透明度を誇る湖。
会員の方々と一緒に支笏湖畔の森林に入ります。ヒグマの生息地なので、オールシーズンで熊避けの鈴は必須です。
オシダやゼンマイ達が出迎えてくれました。
私たちは出会えませんでしたが、アイヌネギ(行者にんにく)も自生しているそうです。栄養満点のアイヌネギは、卵焼きに入れたり、炒め物にしたりと広く活用できます。他のメンバーの方が少し分けてくださいました。
2時間後に再度集合して、各々採ったきのこを同定していきます。凄い…。椎茸なんてどこで見つけたんだろう。
先輩方の観察眼にはいつも感服します。
ひかりが見つけたのは、ニオイタケ、ツチグリ、エナガクロチャワンダケ、カワラタケ…等。
実は今日、私が山中でスマホを落とすという大失態をしてしまいました。気付いて探しに戻りましたが、どこもかしこも似たような森です。一体どこに落としてきたのか、どこを歩いて来たのかもよくわからない状態でしたので、途方に暮れました。先輩方には「キノコを見つけるより難しいだろう」と言われたのですが、不思議なことにすぐに見つかり胸を撫で下ろしました。しかし、その後が怖かった…。スマホを見つける時間よりも、一緒に森に入ったダンナを探している時間の方が長かったと思います。集合場所(駐車場)がどの方向にあるのか完全に見失った時は心底恐怖を感じましたよ。スマホを探しに行ってから戻るまで約30分間という短い時間でしたが、1人で森にいる間はまるで時間が止まっているかのようでした。
ポケットが浅くてスマホが落ちてしまったのでしょう。これからは使う度にリュックに戻す習慣をつけようと思います。猛省します。