成功するかどうか。
ひいては幸せに生きられるかどうかは、
「考え方ひとつ」だと思っています。

自分で「限界」の線引きをしたり、
なすべきことを後回しにしたり、
他人を羨んだり、
能力を勝手に判断して諦めたり。

そんな考え方をしていたら、どんなに物質面や環境に恵まれていたとしても、きっと上手くはいかないでしょう。

学力に関しても同じです。
どんなに能力が高くても、教育費に多額のお金をかけたとしても、結局は子ども本人の考え方ひとつ。
全く結果が出ないまま終わることも多々あります。

その逆も然り。
決して諦めずに自分の力を信じ切ること。
なすべきことから逃げずに確実にこなしていくこと。
今の自分には何が足りなくて、力をつけるためにはいつまでに何をしたらよいか。それを熟考すること。

この思考回路が身に付いたら、あとは放っておいても上手くいくと私は思っています。

ところで、私たちが指導している「国語」という教科は、これらの「考え方」を学ぶ教科でもあります。

例えば、困難に直面したときに、どう考えてどう選択し、どう行動するか。

選択、行動の前には「考える」という作業が必要です。自分なりの正解を選び、問題解決できるための思考力、論理力が問われます。

言語を用いて想像し、論理を組み立て、粘り強く考え抜く力を養う。
これはまさしく国語という教科を学ぶ大きな意義の１つです。

繰り返しますが、「考え方」ひとつで自分を取り巻く世界が変わります。
世界が変われば人生も変わります。

何だか宗教チックに聞こえるかもしれませんが(笑)、これはきっと真理なのだと思います。