今日は公立高校の合格発表日。
生徒たちから続々と報告が届きました。
現みがく生だけではなく、事情があって退会してしまった生徒のお母様方からも合格したとのご連絡をいただきましたよ。卒業式の写真を送ってくださった方もいて、懐かしい顔に思わず頬が緩みます。
その一人で、札幌西校に合格した生徒のお母様からこんなLINEをいただきました。
「こんばんは。お久しぶりです。
以前、新道校や本校水曜のみがくでお世話になりました○○です。
本日の公立高校合格発表にて、Sは札幌西高校に合格しました。
この3年間、開成不合格の日に坂本先生からメールで頂いたその言葉(印刷して机の前の壁に貼ってあります)を心の支えに、特にみがくをやめてからのこの1年はその言葉を励みに頑張り、最後には最高の結果が得られたと思います。ありがとうございました。」
合格間違いなしと思っていたSちゃんは札幌開成中に不合格をもらってしまいました。Sちゃんはこの悔しさをバネに、3年間不屈の精神で勉強に打ち込んできたのです。
どんなに力を尽くしても結果が出ないこともあります。そんな時は自分を責めて悲観的になったり、誰かのせいだと批判したりしがちです。現実を受け入れられなくて無気力になったりもします。
しかし、いくら嘆いても現実は変わらないのならば、いかに早く気持ちを切り替えるか。本意ではなくてもこれから進まなくてはならない道でいかに楽しむか。充実させるか。それを考えて欲しいと思います。最後には、「むしろ受験に失敗して良かった」と思える自分になれたら最高です。難なく受験を乗り越えた人には行き着くことのできなかった境地に辿り着き、見えない景色を見ることができるのだ。そう思うと得した気にさえなるから不思議です。そもそも「失敗」なんてありません。全ての経験は明日の自分を作ってくれる大事な大事な「ピース」なのですから。
Sちゃん、合格おめでとう。
さあ、次なるステージへ!!ずっと応援しているからね。