今日は今年最初の読み聞かせ教室の日。

これはお勧め！！と、自信を持って言える絵本をいつもピックアップしています。今回の本では名作と言われている「ゆきだるま」（レイモンド•ブリッグズ）と、麻生知子先生の「こたつ」を特に推したいと思います。

「ゆきだるま」は、文字が全く無い絵本です。想像力を働かせて、自分で読んだり読み聞かせをしたりする必要があります。最後には少し切なくなりますが、冬の絵本の傑作作品だと私は思っています。

そして、麻生知子先生の「こたつ」。
大晦日から正月にかけて、日本の伝統的な光景が「こたつ」を中心に描かれています。家族がこたつに入ってご飯を食べたり、遊んだりする様子がどこか郷愁を誘い、何とも言えないあたたかい気持ちになります。娘もこの本を読んで、
「あーあ、もう一度大晦日からやり直したいなあ」と呟いていました（笑）。家族や友人、親戚、猫など、登場人物がたくさんいるので、教室ではそれぞれ配役を決めて、劇のように読み合わせてみましたよ。

今年最初の制作は2022年のカレンダー作り。

「5月はどんな行事があるかな？」
「8月って暑いよね」
などと、ひと月ずつイメージしてもらいながら、シールを貼ったり、絵を描いたりしてもらいました。

透明台紙のカレンダーを写真立てに入れて完成です。月が変わったら入れ替えてね！

今年も可愛い子どもたちの指導ができることに心から感謝しています。良書にたくさん触れつつ、制作や遊びを通して、楽しく国語の力を育んでいきたいと思います。