スライムを作って観察し、レポートを書きまとめる授業を行っています。
全教室で授業をして思ったこと。
それは、手順をよく読まない生徒がまだまだいるなあということです。
みがくは理科教室ではなく、国語教室です。ただスライムを作るだけではありません。
①手順の書かれた文章を読みこんで理解する
②五感を使って出来上がったものを観察し、それを言葉で表す
③「スライムを知らない人」に向けて、紹介レポートを書く
という流れで学習しているのですが、今後の課題として残ったのは、最初の工程である ①「手順の書かれた文章を読み込んで理解する」ということでした。
数字を読み間違えて、水の量を多くしてしまったり、適当に読んで自己流で作り、結果的に失敗したり。そういう子はテストでも同じことをしがちです。せっかち、適当、思い込み。それがどれだけ損を招くことになるか。たかだかスライム作りですが、失敗すると結構恥ずかしいので(笑)、良い教訓になってくれました。
大人でも増えているそうですよ。
取扱説明書が読めない人や、レシピの工程を理解できない人が…。そんな困ったことにならないためにも、今のうちに読解能力をしっかり育てていかなくてはなりません。