11月最初の「読み聞かせ教室」の日。
天候が回復したのもあり、今日は課外ゼミを行いました。
本を一冊読んだあと、今日の課題をしっかり確認した上で近くの公園へ。お休みした子もいましたが、私と娘(サポート役)の目が充分に行き届いたので結果的には助かりました。また来月から復帰する子もいて、賑やかになりそうです。
どこででも本は読めるし、学ぶこともできます。
…とは言え、今は秋の暮れ。じっとしていると風邪を引きそうだったので、早めに体を動かすことにしました。
みんなで読んでからスタート!
あっ、キノコを見つけた!
触った感じは?臭いはどうかな?五感を使って観察をしよう。
せんせい!なが〜いはっぱ、みつけたー!!
日も暮れて来たのでそろそろ戻るよー。
「えーっ!やだーーー!!(子どもたち)」
「先生、月が出ているよ!」
全員がそう教えてくれました。
小さな生き物を見つけてはしゃがみこみ、木枝を何かに見立て遊ぶ。そんな子たちを見ていると、感受性の芽がすくすくと育っているなあと実感します。
文字が読めたり、知識があったりするだけでは国語の力は伸びていきません。人の気持ちを推察したり、先のことを慮ったりする想像力や感受性も不可欠なのです。それらの力は、ただ机に向かって勉強するだけで身につくものではなく、心の栄養となるような多くの経験が必要だと私は考えています。読み聞かせや意見交換もその1つであり、それこそが「国語力を育てる〜幼児のための読み聞かせ教室」のねらいでもあります。