先日、本校Sくんのお家から「札幌黄」という玉葱を沢山頂いたので、実家にもお裾分けをしました。
みがく本校のある札幌市東区は、明治時代に開拓使が入植して以来、最も早くにたまねぎ栽培が始まった地です。「札幌黄」は、この時代にブランドを確立して全国に広まり、昭和の時代に生産の最盛期を迎えました。しかし、他品種の玉葱が出てきたことによって徐々に数が減少していったようです。病気に弱いことや、不揃いな形のものが多いこと、日持ちがしないことなども生産量が減った要因とのこと。
現在でも生産量が少なく、なかなか市場に流通しないことから「幻の玉葱」とも言われています。
札幌黄は一般のたまねぎより肉厚で柔らかく、甘味が強いため、「札幌黄以外の玉葱は食べられない」という熱狂的なファンが多いそうですよ。
その幻の玉葱を使って、義母が「丸ごと札幌黄のベーコン巻き」を作ってくれました。
うん、確かに甘い!そして柔らかい!
この札幌黄をたっぷり使ったカレーを提供するお店(ブルックスカレー食堂)が東区伏古にあったのですが、閉店したのですね。大好きなカレー屋さんだったのに残念です…。