本校月曜クラスのSちゃん(6年生)。
今年に入ってから「スイッチ」が入りました。
どちらかと言うと、あまりやる気が感じられず、学習に対しても「面倒くさい…」と思っている節があったSちゃん。しかし、6年生になってから見違えるほど学習姿勢が変わったのです。
書く力もぐんと伸び、学校でも先生に指名され、代表としてみんなの前で作文を読むまでに成長しました。それだけではありません。委員会の委員長に立候補し、見事に選出されたそうなのです。
低学年の頃からずっと彼女を見守ってきた私たちとしては、嬉しい変化にただただ驚くばかり。
長年こういう仕事をしていると、ある時期から突如として別人のように「スイッチ」が入る姿を目の当たりにすることがあります。と言っても、それは魔法でも奇跡でもありません。これまでにしっかりと「土壌」を整え続けてきたからこその変化です。苦しみつつ、時には挫けそうになりつつも、本を読み、文を書き、考え、想像してきた…その成果だと私は考えています。
本校には山田先生という女性の講師がいます。これまで何度もSちゃんについての相談LINEをもらいました。ハラハラしながらも、あたたかく見守り、指導を続けてきた山田先生が1番、Sちゃんの変化を喜んでくれていることでしょう。