考え抜く力。
国語専門塾みがくで養い鍛えていきたい力の1つです。
考えることを途中で放棄したり、
考えること、それ自体を嫌がったり。
生徒の中にも、
容易に「わからない」と音を上げる子がいます。
よく考えもせず、すぐ人に聞く…という癖がついてしまうとなかなか直すことができません。
あらゆる事柄について「考え抜け!」と言うわけではありません。
ここぞと言うとき、己の頭でじっくりと考えられる力を蓄えるべきだと言いたいのです。この「ここぞと言うとき」は、人生で幾度となく訪れるものだからです。
子どもにも時々は「脳に汗かく」ぐらい考え抜くことを練習させるのがよい。
私はいつもそう思っています。
考えても考えてもわからなくて涙を流したり、
考えているうちに訳がわからなくなって堂々巡りをしたり。
難しいことや、すぐに答えがでない問題を全身全霊で考え抜く。
そんな苦労をして考えたことは、なかなか忘れ難いものです。内容もその経験も。
その際に獲得した知識や発見、そして経験は無二の財産です。
その子の人生を支え、励まし、決断させ、歩みを進めていくための礎となります。
…さて、来週もあの教材で「考え抜く練習」をしてもらうとしますか