今日の本校月曜クラスでのことです。
小学4年生からみがくに通っているMくんは今年高校3年生になります。今日は、高校から宿題として出された「志望大学調査書」の相談に乗りました。
Mくんは確実に国語が苦手な子で、中学生までは話をしていてもチグハグというか、的を射ないというか。学校の勉強にもついていけない(定期テストは毎回20〜30点前後)状態でした。それが今日、改めて向き合うと、話す内容や漢字表記、文章レベル…どれをとっても飛躍的に成長しているのを感じたのです。高校に入ってからは中〜上位の成績をキープするようになり、数段、国語力のレベルが上がったことは間違いありません。例えるなら、高校生になって突如、眠りから醒めた感じです。このような「比較的遅い目覚め」はよくあることなのですが、何度経験しても感慨深いものがあります。目の当たりにすると感動します。
その気持ちを伝えると、
「僕は飽きっぽくて他の習い事は辞めたのに、みがくだけは続いたんだよね。坂本先生にそんな風に言ってもらえて本当に嬉しい。」とMくん。
みがくの中学生、高校生の中には、常にテスト勉強や受験勉強だけをしたがる生徒もいます。しかし、小論文や説明文など、みがくオリジナルの学習、みがくでしかできない学びを続けてきた生徒は前者と比較しても国語力の質が違います。やはり継続して開花する教科だけありますね。
成長には個人差がありますが、Mくんの学力はまだまだ伸びていくと私は思っています。国語力には「これで終わり!」というゴールはありません。大学を卒業し、社会人になってからが本当の意味での勝負。そう考えると遅咲き上等!です。