札幌大谷高校美術科の「第32回卒業制作展」に行ってきました。Nちゃん(本校・高3)からお誘いを受けたのです。
手前のがNちゃんの作品。
タイトルは「明明」だそうで、「行き着く先が暗闇でも」というコメントが書いてありました。
僅かな灯りを手に、暗闇の階段を一段一段上がっていく高校生たちの姿が描かれています。先のことは誰にもわかりません。踏み出した1歩がどこに繋がっているのか、明日はどんな出来事が待ち構えているのか、未来はいつだって闇の中です。
不安もあるでしょう。怖くて立ち止まりたくなることもあるかもしれません。それでも、小さな希望の灯を胸に、彼らは前へと進んでいきます。たとえ先にあるのが暗澹とした日々だとしても。
…1枚の絵で想像が広がります。さすがNちゃん。見ていると深いブルーに引き込まれそうです。
Nちゃんは推薦で難関美大であるM美大学に合格しました。これからも1番のファンとして応援したいと思います。
この卒業制作展には、他にも素晴らしい作品や見て楽しめる作品が多数展示されていました。皆さんの才能に圧倒されます。
大丸藤井セントラルの7階スカイホールにて明日の19時まで開催されています。