以前、「詩の書き方」でも書きましたが(http://ameblo.jp/kokugo-migaku/entry-11412106159.html)、
今年の「みがく 創作詩大賞」の入選者が決定しました。
大賞と優秀賞の作品をご紹介しますね。
大賞 (S・Tくん 中2)
「時間」
時間が過ぎるたびに
時計の針の
「カチッ カチッ」という音が聞こえる
その都度 焦ってしまう
時間はまるで
風の流れに乗り
紙のように舞って
こちらにやってくる
今もきっと どこからか
未来がやってくる
優秀賞 (H・Sくん 中1)
「恋」
あの人のことを考えると
体が熱くなる
胸に手を当てると
ドキドキしている
なぜか
頭の中も
心の中も
その人のことでいっぱい
実際には見えないものが見えて
甘い感じ
これは 恋というものなのか
今日もあの人を見つめてる
大賞のSくん。
進路や「勉強をしなくてはいけない…」という焦り、そして希望などが感じられる、中2の生徒らしい作品です。
優秀賞のHくんの作品は、初めての本格的な「恋」に自分でも戸惑っている人物像が浮かんできて好感が持てます。「実際には見えないもの」が見えるって…うん、何だかわかります(笑)。
他にも子どもらしい作品や、ユーモアのある作品などが出揃いました。
佳作などの賞はまた別の機会にご紹介させていただきます。