殷王朝の創始者である湯王。顔を洗う盤(たらい)に刻み、毎朝見てはつぶやきつつ、肝に銘じていた言葉があります。その言葉とは、
苟日新、日日新、又日新
と言うもの。
まことに日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり
と読みます。大意は、
昨日よりも今日、今日よりも明日と、日々気持ちを新たにして修養に努めるべきだ
といった感じでしょうか。
私もずっと大切にしているこの言葉。
年を重ねた今でも…いいえ、年を重ねた今だからこそ噛み締めたい言葉でもあります。
今日も新しい1日がやってくる。私も昨日とは違う新しい自分になろう。
明日はさらに新しい自分になろう。
今日も新しい私を生きて、昨日より自分を成長させていこう。