今日は定山渓で開催された「定山渓で森あそび 川あそびDAY」に参加して来ました。環境省主催の無料イベントです。
今回の参加者は17名前後。植物や木の実を見つけたり、川遊びしたりしながら定山渓の森を散策します。二見吊橋を渡って森の中へ。
キリンソウ
ミズヒキソウ
ガイドの方々は森の達人ばかり。植物やキノコ、鳥や昆虫、何を聞いても教えてくれます。…これは勉強になるわ、本当に。
カタツムリの赤ちゃんを見つけました。読み聞かせ教室で今週、かたつむりの赤ちゃんが主役の話を読んだばかりなのです。みんなにも見せたかったなあ。
崖をのぼったり下ったり。ちょっとした冒険です。
川原の石で水切りしたり、生き物を探したり。参加した子どもたちも皆、とても良い表情をしています。
キノコ少女のひかりは、今日も沢山のキノコを見つけましたよ。タモギダケや、
ホウキタケも。わからないキノコも多々あったので、所属している「北海道キノコの会」の先輩方に画像を見せてご教示いただこう。
オニグルミや山ブドウなど、食べられる木の実もたくさん教えていただきました。すっぱいけれど、ちゃんとブドウの味がする!
右のお方は一條晋さん。定山渓の「森の番人」のような方で、山野草や生物など、定山渓の森を知り尽くした仙人のような存在なのです。優しく穏やかで、ユーモアたっぷりの一條さんは定山渓の人気ネイチャーガイドとして大活躍しています。
約3kmの森歩き。子どもは勿論、大人の私たちも大いに楽しめたイベントでした。
「ただの草」や「ただの鳥」だったものの名前が分かっただけで、こんなにも世界が変わって見えるものなのかと驚きます。兼好法師が「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり(ちょっとしたことでも、その道の指導者がいてほしいものである)」と言うように、山の達人と行く森歩きは格別に充実した時間になりました。
実は来年度から、みがくゼミの1つとして、この「定山渓の森あそび」ゼミを企画しています。1番楽しみにしているのは私自身かもしれません。