塾長ブログ

生まれて初めて仏壇を買いに行ってみた…(前編)

あと数日で母の四十九日がやってくるので、一昨日、家族で「仏壇」を買い求めに行きましたシラー


母の亡くなった直後から、「仏壇なら我が社でお願いします!」とセールスが自宅に訪れる毎日…。

このあたりでそろそろ決めようと思い、2社に絞って店舗に直接見に行くことにしたのです。


まず1店舗目。

多くの仏壇の中から、色やデザインが気に入ったものを探します。

その間、担当の営業マンたち(男性1人と女性1人)があれこれと説明をしながら案内してくれるのですが、この担当者たちがとにかく感じ悪いんです(笑)。


「感じ悪いポイント」としては、まず「他の仏壇店の悪口を言いまくる」こと。

私たちが次に○○店に行くことを告げると、

「○○はやめたほうがいいですよ!物が悪いし、高いです。行くだけムダ!」とバッサリ。

とは言え、それだけならまだ、ふ~ん…と聞き流すことができます。


でも、その男性営業マンはこんなことまで話し出しました。

○○に佐藤(仮名)て営業がいるんだけど、彼はもともと、うちをクビになった奴でね。あいつは人の不幸を食い物にしてる本当にヒドイ人間なんですよ


次には、行く予定がない大手仏具店に関しても…

あそこにも僕の知り合いで山田(仮名)ってのがいてね。まだ娘さんが小さいのに奥さんと離婚して。それから彼の営業スタイルが変わっちゃった。なんだかガツガツしているっていうかね…


…終始、こんな感じで他店と他人の悪口のオンパレード。

本当に疲れました汗

佐藤さん・山田さんって…。誰…??

そんな話を聞かされても、どう受け答えしたら良いのやら(笑)。

第一、それが私たちの仏壇選びにどう影響を与えるのでしょうか?


役割分担があるのか、女性の営業マンはとにかく私たちを誉めます。

誉めて、誉めて、誉めまくります!


一緒に来ていた父に…

お父さん、優しい性格だから

私に…

お嬢さん、思いやりがあるよね。お母さんのこと大好きだったもんね

妹に…

あなたは迷わない人だから大丈夫!


…あなたはなんちゃって占い師か?と、いい加減私も突っ込みたくなるくらいの誉めようです。

初めて会った人に、そんなことを言われてもキモチワルイだけ。


おまけに、妹の娘(7ヶ月)にも

いや~ん、可愛い!…あれ?あの人…そう、タケウチユウコに似てるんじゃない?!

…もうね~、全く、これっぽっちも似ていませんから。…残念ながらむかっむかっ


この仏具店の営業さんは、「他店の悪口を言う」「客をひたすら誉める」というやり方を通してきたのでしょう。

他の人はどう思うかわかりませんが、私たちはとても気分が悪くなってしまいました。


それでも、その店に気に入った仏壇があったので一応見積もりをしてもらいます。

するとここでも「?」がたくさん。


話の段階では出てこなかったもの(仏具など)がどんどん出てきて、当初私たちが「これくらいの予算で」と提示していたものの2倍くらいの見積金額になってしまったのです。

必要なものなら、なぜ最初に言ってくれなかったのか?と父が聞くと、「これはあっても無くてもいいものだから」との返答…。

あっても無くてもいいなら、なぜ見積もりに入れる??最初から予算は明示していたのに?


また、うちは浄土真宗のお東さまらしいのですが、ここの宗派は位牌を持ちません。

ご本尊という掛け軸を仏壇の中に掛け、このご本尊に手を合わせます。


男性の営業マン、「お東さんでは、このご本尊の掛け軸がとても大事なんです」

と、白い手袋をして厳かにこのご本尊を手にしています。

でも、私たちは見てしまいました。

彼が電卓を取りに行く際、持っていたご本尊を通路の棚にぽいっと放り投げるところを…。

私と妹は、同時に「えええ~っ!?


もう、何なんでしょうかね…汗

ここまでヒドイと
、笑えないギャグかコントのようです。



それでも、今回は自分にとって良い経験になりました。

こんな人からは商品を買いたくない」という要素が浮き彫りになったからです。


私は社会人向けの国語力(コミュニケーション力)講座も開いていて、そこでは、

何かを誰かに伝えたい時、どうしたらきちんと伝わるか」ということも毎回お話しています。


この仏壇店とのやりとりではその反対…「どういう言動が人に反感を与えるか」ということが明らかになり、自分の中でさらに確信を持つことができました。


今度は、購入を決めたもう1店舗目の仏壇店でのやりとりをご紹介します。(続く)


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