「読み聞かせ」の方法に関して様々な本が出されていますが、きっと正解も間違いもないのだと思います。子どもの様子を見ながら、その子に合った本や読み方を選んで進めていくのがよいでしょう。
子どもが本に興味を持つようになるかどうか。それが第一関門です。本が好きになり、しっかりと集中して聞けるようになったら、次は想像力や好奇心の芽を育てていきます。お子さんと本についての感想を言い合うのも良いですね。
「そのあとはどうなると思う?」
「この猫ちゃんはどんな気持ちかな?」
「もしもあなたが⚫⚫(主人公)だったら何をする?」
などとお子さんと話し合うことで、国語力やコミュニケーション力を大きく育てます。
うちの娘ともそうですが、月に2回実施している「幼児のための国語教室」でも、本を一冊読むのに結構な時間がかかります。読んだあとに子どもたちにも同じような経験はないかを質問したり、出てきた昆虫を図鑑で調べてみたり。一冊の本をとことん味わい尽くしている感じです。私は本を読み聞かせるのが楽しくて仕方ないのですが、もしかしたらこれが一番大事かもしれませんね。「勉強になるから」「賢くなってもらいたいから」という理由で気乗りしないまま読むよりも、子どもと一緒にワクワクしながら読むほうがその気持ちが伝わります。本は楽しいものだと思うようになります。
明日は金曜日。
久々にひかりにたっぷりと本を読んであげようとしますか。