いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
今朝、バスに乗り遅れそうになって500mを猛ダッシュした 妊娠8ヵ月の坂本です。
…いい加減、妊婦の自覚を持たなければいけませんね。反省します
心臓バクバクで乗り込んだバスの車中。
隣に座っていたオバサマ2人の会話です。
Aさん「今日、うちのダンナが休みなのさ~。お昼ごはんを作ってから出てこなくちゃいけなくて大変だった~」
Bさん「うちは5時起きで弁当づくりだった…。釧路に出張!」
Aさん「あの人が家にいると仕事が増えて大変なんだ」
Bさん「夕方にお義母さんが来るって突然電話くれるんだもん。家、片付けておかなくちゃ」
…見事なまでに会話が噛みあっていません(笑)。
お互いがそれぞれ自分の話だけをしています。
結局、駅に着くまで2人の会話は終始こんな感じでした。
「話す」ことは「放つ」こと。
誰かに話をすると、内側に溜まっているモヤモヤしているものや、ストレスが少なからず発散されます。
聴き手がそれを優しくしっかり受け止めてあげると、話し手は大きな安心感・信頼感を覚えるものです。
バスで出会ったこのオバサマ2人も、お互いに自分の状況を際限なく話せてさぞやスッキリしたことでしょう。
それだけでも十分だとは思います。
だけど、たまには「相手の話をしっかり聴いて受け止めよう」という心の余裕も必要だと思うのです。
相手とより親密な関係になりたい。
相手のことをより深く知りたい。
相手に自分のことをわかってもらいたい。
相手に信頼してもらいたい。
そう強く望むとき、「聴く」という行為が何より有効です。
相手の顔をしっかり見て、適度にうなずき、相づちを打ちながら。
何か言いたいことがあっても、話の腰を途中で折らずに最後までしっかりと聴く。
無理して「共感」や「同意」する必要はありません。
話を合わせるためにお世辞や嘘をつく必要もありません。
ただただ、「うんうん」と親身になって話を聴くことで相手の気持ちがす~っと楽になることが多々あります。
この話を「聴く」という行為。
実はある程度の知識と練習が必要だと私は考えています。
子どものうちからトレーニングをすることで、「聴く姿勢」をしっかりと身に付けた社会人になれるのです。
みがくでは今年の春から「聴く力アップ」 の学習プログラムを組み込んでいく予定です。
経過はまたこのブログでもご紹介したいと思います