ここ最近はずっと創作文の添削をしています。全教室・全生徒の作品を読んでいるのですが、直接私が指導していない教室の生徒とも作品を通じて対話をしている感じです。
こんなに書けるようになったんだね。
あら、今年もホラーを書いているのね。
きっとまた泣きながら書いたのかな?
こんな表現を使えるようになったんだ!
など。生徒たちの成長を噛みしめながら添削をしています。生徒が多いだけに作品数も相当なもので、一日中添削してもなかなか終わりません。しかし、作品一つ一つに生徒の「気」のようなものが入っているので、私も自ずと真剣に向き合わざるを得ないのです。
作文には書いた子の内面が多かれ少なかれ表れます。その子の世界の一部を見せてもらっている感じです。添削するときは、表現や構成などに赤(訂正)を入れても、感じ方や考え方自体になるべく赤を入れないようにしています。道徳的に明らかに間違えているものは別ですが、その子の感覚を最大限に尊重してあげたいからです。
そろそろ創作文学習も仕上げの段階に入っています。明日もこつこつと添削を続けていこうと思います。