テストは答案が返ってきてからの取り組みが大事です。結果だけ見て一喜一憂するだけではもったいない!
みがくでは、テスト返却後の「ピント合わせ」を勧めています。どの設問が、どのように間違えていたか。間違えた原因は何だったのか。根拠は本文のどこにあったのか。…などを自己分析するのです。
この「ピント合わせ」は慣れるまでなかなか難しいのですが、面倒だから、難しいからと言って結局やらない人と、こつこつと続けている人ではその後の伸びがまるで違います。これは自信を持って断言できます。
国語は問題集などを数多く解けば上がる教科ではありません。ある程度のコツはわかってくるかもしれませんが、「なぜこの問題を私は間違えたのだろう」と考えないまま先に進んでも、また同じ間違いを繰り返すだけです。
模範解答をもとに自分の解答と見比べ、何が足りなかったのか、何が余計だったのか、どうしてこの択を選んでしまったのか。立ち止まってしっかり分析する。そして今の自分に不足している力や技術を再認識して、その力を向上させるように努めていく。これは国語のテストだけに限りません。この「自己分析」をする力と習慣が小学生の頃から身に付くと、どんな教科でも伸びていきます。それだけではありません。目標を達成したいとき。何かを成したいときなど、これからの人生においても必ず役立つでしょう。