「笑い」には色々な種類があります。
大笑いや嘲笑。
微笑みや失笑…などなど。
それぞれ、笑いの質が異なりますよね
現代語だけではなく、古語でも「笑い」を意味する言葉がたくさんありました。
ちょっとまとめてみると…。
楽しそうに笑う……ゑらく(笑楽)
ニコニコ笑う……ゑみさかゆ(笑み栄ゆ)
声に出して笑う……ゑわらふ(笑笑ふ)
ニヤニヤ笑う……ゑみゑみと(笑み笑みと)
微笑む……うそゑむ(うそ笑む)
苦笑する……にがりわらふ(苦り笑ふ)
言葉を変えることによって、微妙な違いを表現する。
相対的に見ても、日本語は特にそれが顕著な言語です。
にわか雨、小雨、霧雨、小糠雨、五月雨、天気雨…。
雨の名称1つとっても、こんなにたくさん!
日本語の繊細さが伺えます。
細やかな感性の表われですね。