贅肉(ぜいにく)。
イヤな響きですね…(笑)。
文章作法を教える時、私はいつも言っています。
「ムダな部分をなるべく少なく。簡潔に!」と。
無くても意味が通じる部分はあえて書かない。
冗長な表現や過剰な修飾語は、主旨をわかりにくくするから。
そう説明しています。
贅肉は要らない。
これは他のことにも通じる気がします。
例えば、カラダ。
無駄な贅肉はないほうが当然いいですよね。
必要以上に蓄えた脂肪は、やっぱりムダです。
病気の元にもなります。
心もそう。
「面倒だな~。後回しにしちゃおうか…」
なんて考えが続くと、何事にも億劫になってしまいがち。
何をするにも腰がだんだん重くなって、モチベーションも上がってきません。
まさに「心の贅肉」が原因ですね。
ほどほどについているなら、「個性」「愛敬」とも受け取れて、その人の魅力にもなったりもするけれど、付き過ぎると良いことはない。
それが「贅肉」です。