塾長ブログ

漢字学習でコトバの世界を広げよう!

娘が漢字の練習をしています。来月、初めて漢字検定を受けるので、それに向けてコツコツと学習しているところです。漢字を覚えるだけではなく、この機会に沢山の言葉(熟語)を覚えてもらいたいなと思っています。

1年生の漢字とは言え、意外と説明が難しい言葉や、聞き馴染みのない言葉が出てきます。例えば、
右折、左折、雨天、火照る、木陰、河川、気配、長男、林道、下町、手綱、青年…など。
大人にとっては何ということのない言葉でも、小学一年生にとってはピンとこないものもあるのではないかと思います。それらの意味を理解できるように簡潔に教えていくのです。

今朝も娘に「青年」の意味を教えましたが、そのためには「少年」と「少女」の意味合いを確認するところから始めました。
「大体、大学生から30才ぐらいまでの男女のことだよ。うーん、そうだなあ。そうそう、佐藤先生ぐらいの年の人たちを青年って言うんだよ」と、具体的に例を挙げながら説明しました。「◯ちゃんも青年?」「いや、◯ちゃんはまだ少女かな。中学生は少女だね」などと、やり取りしながら言葉のイメージを掴んでもらいましたよ。

また、金づち、八重桜、竹林などの物の名前は、実際にスマホで調べて画像を見せてやりました。視覚で捉えてもらったほうが早いものもありますので。

これらの作業は、毎回でなくてもよいのです。漢字にはそれぞれ意味があること。言葉の意味をある程度イメージできたほうが漢字は覚えやすいということ。それらを体得してくれたら自分でも同じように考えられるようになります。

漢字を単なる記号のように覚えるのはもったいないと思うのです。どうせなら漢字を練習しながら、それに関連する熟語を頭に入れたり、物の名前を覚えたりするほうが勉強の幅がぐんと広がりますよね。

漢検ステップが終わったので、次はこれを演習しています。同じく漢字検定協会が出版している「いちまる」シリーズです。女の子なので、可愛いイラストだと楽しく勉強できるみたいです。気分も大事ですよね。

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