みがくでは、「日本語リスニング」を学習として取り入れています。
日本語リスニングとは文字通り、「日本語」を聴きとること。
外国語などを習得する際は、必ずと言っていいほど「リスニング力」を意識しますよね。
どんな言語でも、その習得には、「話す力」と「聴く力」、「書く力」と「読む力」の4つの要素が不可欠です。
バランスを欠くと、言語力が中途半端で偏りのあるものになってしまいます。
これは母国語である「日本語=国語」も同じなのです。
日本の国語教育は、特にこの「聴く力」のトレーニングが不十分に感じられてなりません。
「日本人なんだから、聴き取れて当たり前!練習なんて必要ない」
そう考えている方もいるかもしれません。
でも、果たしてそうでしょうか?
人の話を注意深く聴くということはとても難しいことです。
ただ耳に入れるだけの「聞く」ではなく、頭を使って心を込めて、話を「聴く」。
そのためにはある程度のトレーニングが必要だと私は考えています。
自分の意見や考えを、人にはっきりわかりやすく伝えることができる人間。
相手の話をしっかり聴き取れ、その要点や意図までも汲み取ることができる人間。
私たち「みがく」が目指すゴールはその先にあります。