室町時代から江戸時代にかけて作られた古~い「暗号クイズ」です。子ども向けなので、良かったらお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。塾で指導していた際、頭の体操として生徒たちによく出していた問題です。
✏️次の暗号を解くと浮かび上がる言葉を、それぞれ答えてください。
問題1
梅の木を水にたてかえよ
出典「なぞたて(1516年)」
問題2
子の子 返せ
出典「国籍類書・謎乃本(1626年)」
問題3
水(みづ)にかき混ぜた
出典「寒川入道筆記(1613年)」
答え
問題1 海
梅の木へんを水(さんずい)に置き換えると、「海」となります。ちなみに、水を表す偏は奈良時代から変わらず、「さんずい」が使われているのですよ。
問題2 ごま
子どもの子は孫。孫という字をひっくり返すと「ごま」となります。
問題3 三日月(みかづき)
「みづ(みずの旧仮名遣い)」に「か」と「き」の文字を入れてシャッフルする(混ぜる)と、「み・か・づ・き」という言葉ができます。