今日、教室に向かう車中で観たテレビ番組に大御所コメディアンの萩本欽一さんが出演されていました。
「欽ちゃん」は、もう78才なのですね。相変わらずの江戸っ子口調で元気にお話しされている姿を見て安心しました。
命を懸けて笑いをとことん追求してきた欽ちゃん。その言葉には含蓄があります。いくつかご紹介しますね。
「得意なこと」と「やりたいこと」は
一致しないんだよ。だから、まずは「得意なこと」を見つけなさい。
それが成功すれば、「やりたいこと」はできるようになってくるから。
「石の上にも3年」って言うけど、
みんな何だかんだいって3年ぐらいは辛抱してると思うの。
だから3年じゃ、しょせんは人と同じ程度のものしか身につかない。
本気で何かを成し遂げようと思ったら、
5年は辛抱しなきゃ。
「つらいなぁ」というのは、
大きな運をつかむ予兆だと思う。
そこを逃げずに踏ん張ることが大事なんだ。
私は数年前に1冊だけ萩原さんの本を読んだことがあります。
「ダメなときほど運はたまる」
スピリチュアル的要素もありますが、すとんと腑に落ちる内容が多くて。スランプの時に読んだのもあり、随分と救われたものでした。
読みやすく気軽に読める割に「残るもの」が多い本だと思います。上手くいかなくて悩んでいる人には是非読んで欲しい一冊です。