今日の大通校。本校と同じく、「聴く力」を伸ばす練習をしました。

「話す」や「書く」は「発信言語」、「聴く」や「読む」は「受信言語」と言われています。しかし、誤解して欲しくないのは、受信と「受け身」は違うということです。人の話を右の耳から左の耳に聞き流す…という聞き方は確かに「受け身的」な行為でしょう。でも、授業を通して生徒たちに教えていきたいのはそんな聞き方ではありません。

●集中して聴く。

●話の要点を考えながら聴く。

●話の意図を汲みながら聴く。

●相手の立場になって聴く。

●主観をなるべく入れずに聴く。

●相手が話しやすい聴き方をする。

このような聴き方は、決して「受け身的」ではありません。「積極的に相手の話を聴こう！」というのは、「能動的」な行為なのです。

極論ですが、「聴く力」のある人は最強だと思っています。この能力があれば、勉強も対人関係も心配無用だとすら思います。

「聴き上手」な人は集中力と落ち着きがあり、論理的で思慮深く、思いやりがあり、人に信頼され、愛される人です。