古典文法の要である助動詞。
数は沢山あるし、1つの助動詞に意味が幾つもあるし。苦手な生徒が多い品詞です。
かと言って蓋を閉じてばかりはいられません。古文を正確に読むための重要なキーになるのが助動詞。やはりしっかり覚えてしまったほうが読み解くのに役立ちます。
助動詞なんて大嫌い。そんな生徒には好きな曲を聞いて、その歌詞を使って助動詞教材を作ってあげています。
今回も2つ作ってみました。
二宮和也「虹」と、Aimerの「カタオモイ」。
助動詞の部分だけ古語に変えました。他は現代語、しかも馴染みのある日本語で書かれてあるので、その助動詞の文法的意味が類推しやすくなっています。
これは初級編。歌詞を全古語訳した上級編まであります。受験単語と助動詞、助詞などの文法を敢えて多用して古語訳しています。
嫌いな古文を少しでも楽しく勉強してもらいたいと思って始めたのがきっかけです。
大好きなMr.Childrenをはじめ、安室奈美恵や平井堅、コブクロ、スピッツ…。他にも、当時流行った歌を古語訳した教材を作りました。ちなみに初めて作ったのは予備校講師2年目の時。ミスチルの「CROSS RORD」でした。
作り溜めたら「現代ポップスで古文!」な~んてタイトルで出版しようかしら(笑)。