講師アシスタントをしてくれている大学生のSくん。今日の教室終了後、生徒とのコミュニケーションの取り方について相談を受けました。
そうだよね。悩むよね。
これが正解!というマニュアルなど無く、考え、悩み、振り返り、時に反省しながら経験を積んでいくしかないのです。
「教える」ことは「教わる」こと。教えることによって、大きな気付きが得られます。今まで見えていなかった自分や見たくなかった自分に気づいて恥ずかしい思いをすることもあれば、自分の新たな目標や可能性を見出だすこともあります。
相手を通じて、自分自身の深部と対峙する。相手と向き合うことで同時に己とも向き合う。それが「教える」ことの側面です。
悩むということは、生徒と真剣に向き合おうとしている証。前向きな指導の副産物なのです。
頑張れ、S先生!