生徒が短歌を作っています。
苦しんでいる子には、考えのヒントをあげました。「どんな気持ちだった?」などと質問して、出てきた言葉を短歌にしていきます。
その際、生徒に語彙力が無いと、「楽しかった」「面白かった」などと、ありきたりの言葉しか出てきません。自分の知っている言葉しか出しようがないので当然です。
私たち人間は、自分の持っている語彙を駆使して話したり書いたり、また、読んだり聞いたりしています。頭の中にほんの少しの語彙しか入っていなかったら、話の理解や文章読解、文を書いたり話したりするのにも支障が出てきます。それだけではありません。生きていく上で必要不可欠な思考力にも影響が出ます。私たちは何かを考える時に言葉を使いますよね。言葉を知らないと、思考の幅が狭くなります。
言葉は私という自分をつくり、言葉は世界をつくるのです。
生徒たちに指導する際には、
「こういう時は○○という言葉を使うといいよ」などと、なるべく沢山の言葉を教えていけるよう心掛けています。
★お詫び
帯状疱疹のため、今週は今日と水曜本校以外はお休みをいただきます。痛みも依然として強く、ここで無理をすると重篤化、長期化する恐れもあります。そうなると、今以上に皆様にご迷惑をお掛けすることになるので、火曜日の大通校、木曜日の新札幌校、金曜日の清田校はお休みをいただくことにしました。その間はメールやLINEの返信も控えさせていただきますので、どうぞご了承ください。なお、私が不在でも、頼もしい講師たちがおりますので、さほど心配はしておりません。まずは静養して心身ともに疲れをとりたいと思います。
多大なご迷惑とご心配をお掛けして、大変申し訳ありません。