今朝、みがく生のお母様から嬉しいメールがきました。ほぼ原文のままご紹介しますね。
いつもご指導ありがとうございます。
Aの国語の成績が上がっていることをお伝えしたくてメールしました。
みがく入塾の頃は、どうしたら国語のテストで平均点を取ることができるかと、悩んでいる状態でした。入塾後はまず国語の苦手意識が無くなり、作文もさくさくと書き進める事ができるようになりました。
しばらくするとテストも点数を取れるようになっていき、春の道コンでは国語のSS61.9、夏の道コンはSS62.8とどんどん上がりました。
以前の国語の成績では、第一志望としているB高校は完全に圏外でしたが、手が届くかもしれないところまで来ることができました。
国語が上がった事で、得意の英語、社会でもミスが少なくなり、本人も自信を持ったようです。そして自信がついたことで、勉強にも前向きに取り組めているように思います。
ここまで力を付けていただきまして、本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
このAくんは今、中学3年生。この夏休みの間も他塾の夏期講習のスケジュールと上手く折り合いをつけて、1日も休まずみがくに通ってくれました。真摯な学習姿勢が実を結びつつあるのだと思います。
中学生は「定期テストが…」「学校の宿題が…」「受験勉強が…」と、みがくオリジナルの課題をせずに、みがくに来ても学校の宿題やテスト勉強ばかりをする生徒も少なくありません。
ただ確実に言えることがあります。みがくの課題を全くやらずに、テスト勉強ばかりしている生徒は国語力の伸びが大きくないということです。逆にいうと、学校の宿題やテスト勉強をやりつつ、みがくの課題にもしっかり取り組む生徒は、こちらが驚くほど国語力が向上していきます。このAくんはまさに後者。受験生であっても、みがくの課題(作文など)をこなしているので、国語力の土台がきっちりと形成されたのです。
テスト勉強、受験勉強だけ数をこなしても、「書く力」や「読む力」などはなかなか身に付きません。それに、読解問題や受験対策を指導する塾は山ほどあります。その力だけを伸ばしたいのなら、みがくではなく他の塾に行くべきだと私はいつも体験学習にいらしたお母様、お父様に話しています。読解問題だけ、受験勉強だけを教えていたら、みがくで本来伸ばしてあげられる力が伸ばせず、かと言って読解力もさほど伸びず(根本的な国語力無くして高度な読解力は得られませんし、付け焼き刃的な指導はしたくないので)、結局は中途半端に終わってしまいます。
受験で点数を取らせてやりたい。だけど、受験勉強だけでは伸びに限界がある。指導するこちらとしても迷いやジレンマがあります。それでも、国語という教科は朝目覚めて突然力が上がっているということなどあり得ません。その特質を見つめて、みがくでサポートできることの最大限を提供していきたい。そう願いながら、今日も教室に向かいます。