昨日、江原さんの講演会に行ってきました。
期待していた以上に楽しかったです
話の内容もさる事ながら、その「話し方」に関しても大変勉強になりました。
声のトーン、間の取り方、言葉の強調…。どれをとってもプロの技!!
講師として、多くの気づきや学びがありました。
講演の終わりに江原さんが詩を朗読。
偶然か必然かわかりませんが、その詩は来週みがくで使う予定の音読教材(名作音読)として用意していたものでした。
…この詩に出会ったのは高校1年生の時。
その時には「何となく」しかわからなかったのですが、今は「だいぶ」わかるようになりました。
この詩の内容が自分の中でもっともっと消化されて今以上に昇華するまで。
そして、「わかる」だけではなく、具体的な1歩2歩を踏み出せるようになるまで。
胸に抱き続けていたい詩の1つです。
あなたの中の最良のものを ~マザーテレサ
人は不合理 非論理 利己的です
気にすることなく 人を愛しなさい
あなたが善を行うと 利己的な目的で それをしたと言われるでしょう
気にすることなく 善を行いなさい
目的を達しようとするとき じゃま立てする人に出会うでしょう
気にすることなく やり遂げなさい
善い行いをしても おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく しつづけなさい
あなたの正直さと誠実さとが あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく 正直で誠実でありつづけなさい
あなたが作り上げたものが 壊されるでしょう
気にすることなく 作りつづけなさい
助けた相手から 恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく 助けつづけなさい
あなたの中の最良のものを 世に与えなさい
けり返されるかもしれません
でも気にすることなく 最良のものを与え続けなさい
最後に振り返ると あなたにもわかるはず
結局は 全てあなたと内なる神との間のことなのです
あなたと他の人との間であったことは 一度もなかったのです
…改めて読み返すと、最後の連は多少難解ですね。解釈が何通りもあるようです。
「内なる神」とは「自分の中に存在している正義・愛・信念」のこと。
「他人と自分」の問題ではない。…つまり、人がどう言っていたかとか、人がどう見ているかとか、他人の評価・基準はどうでもいい。結局は「自分と自分の中に宿る正義や愛・信念」の問題である。
だから、あなたの正義や愛や信念に従って動けばいいんです。他の人にどう思われようが、気にしたらダメですよ。いつだってあなたが向き合うべきは、弱さや脆さを抱えたあなた自身なのです。
…というのが、現在の私の解釈です