塾長ブログ

どんな仕事にも必要な力。

今日は娘を小児科に連れて行きました。

4月あたりから鼻水が止まらない…と思っていたら頻繁な頭痛。そして腹痛。2年半ずっと嫌がっていた幼稚園のイベント(お泊まり会)が終わったと親子でホッとした矢先にまたもや頭痛。昨晩は夕方から夜遅くまで、両こめかみ付近がずっとズキンズキンすると痛がっていました。

私は片頭痛持ちなのですが、幼児も片頭痛になるのでしょうか。ネット検索してみたら、怖いことが沢山書かれていて心から不安になりました。ただでさえ、私の母はモヤモヤ病(脳の難病)だったのもあり、頭痛には敏感にならざるを得ないのです(不思議なことにモヤモヤ病の母が頭痛を訴えたことは生前一度もありませんでしたが…)。
小児科では「神経性の痛み」ではないだろうとの診断。頭痛が出たら薬を飲むように言われ、鎮痛剤と鼻炎用の薬をもらって帰宅しました。
…予想通りとは言え、ほとんど何もわからないままだったなあ。いつどんな時に痛みを訴えたとか、娘を取り巻く環境の変化とか、今までの経過をこと細かに記録したメモを渡したのですが、読んでくれたのだろうか。まあ大病ではないのかなという希望的観測と「結局、今までの症状は何だったのだろう」という大きな疑問と。薬を飲むだけでは根本的な解決にならないことは素人の私でもわかります。
医師の仕事は病気や怪我を診ることですが、相手(患者やその家族)に「簡潔且つわかりやすく」説明できる先生は患者さんに信頼されますよね。
どんなに多忙を極めていても、たとえ一人の患者に3分程度しか時間が割けないとしても。その3分で有益な客観情報と経験則からくる自らの見解を柔らかな口調ですっきりと伝える。そんな医師に診てもらえたら、患者の不安が払拭されるのではないかな。
理系と言えども、国語力(説明力や要約力、話の主旨を聴き取る力、コミュニケーション力…)はずっと必要なんだよ。医師を目指している生徒全員に私はいつもそう伝えています。


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