塾長ブログ

経験

大学時代に古文書を沢山読みました。
漢検一級も取得しました。
卒業後、一時期就職した会社では入力業務に明け暮れました。
そこではお茶汲みもしました。窓口で受付嬢もしました。先輩に仕事を教わったり、後輩に教えたりもしました。
退職して本格的に講師として働き始め、大きな教室で何年間も授業をしました。また、同時期には、小学生から予備校生まで幅広く教える機会を得ました。
その間、妹が開業し、私が経理と経営を担当しました。毎日朝6時から店内の清掃をしたり、買い出しもしました。ヘルプで接客に入ることもありました。
そこのお客様に見初められ、会社の代表取締役を任されました。経営者として人を雇い入れたり、ビラ巻きなどの営業活動を行なったりしました。
その一環でリンパマッサージの技術を身に付けました。講師の資格を取り、実際に数年間、お客様に施術をしていました。
これまた事業の一環として、大人向けのカルチャースクールを始めました。そこでは様々な講師の方と出会い、仕事をご一緒させていただきました。
大人向けのカルチャースクールで、私の「聴く力講座」「大人の国語力講座」が好評だったことをきっかけに、本職を講師一本に絞ることを決意。約7年前に国語専門塾を開校しました。
これらが今まで私が歩いてきた道です。今の仕事とは全く関係ないと思えるものもあります。しかし、これらの経験はいつも私を助けてくれました。何一つ無駄な経験はありません。
古文書を読め、漢字も読める私は、手書きで書かれた旧戸籍をデータ化するアルバイトをした際にはかなり重宝がられました。テンキー打ちが速かったのも高評価でした。そして半年後には、一緒に働いていた方々と倍以上の時給をもらえるようになったのです。正職員として雇用したいとも言われました。大学と会社での経験が活きたのだと思います。
また、会社時代にはストレスだった接客は、妹の店を手伝うのに役立ちました。
リンパマッサージは、自分自身の健康や美容にも役立つし、娘にも大好評です。
お茶汲みや掃除、買い出しやビラ配り。これらも全て「やって良かった。経験できて良かった」と思えることばかり。
カルチャースクールを開校した際に知り合った方々とは今でも交流があります。スクールは無くなりましたが、人脈と経験はしっかり残っています。
中にはしなくてもよい経験があるかもしれませんが、大抵の経験は自分を大きくする財産です。過去の経験を今に繋げ、明日に繋げて、人は成長していくのだと思います。


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