今日の古文(話し言葉)
きゅうり きゅうり
現代語訳
早く治れ~!(おまじないの一種)
使う対象
自分と同年代の人か、年下に対して。
使う場面
体の一部分がつった時(特に足)に患部をさすりながら。
平安時代に実際に伝わっていた「おまじない」です。よく使われていたのは「足がつった時」。
足がつった時の対処法として行なわれていたらしい灸(きゅう)。
「足のつりたるぞ。灸、灸。とくこそ(訳:足がつったぞ!早く灸、灸!)」の「灸・灸」を洒落て、
「きゅうり、きゅうり」と言うようになったという説が有力です。
誰かの足がつった時、「きゅうり、きゅうり」と言いながらさすってあげましょう。