この月曜クラスには、社会人のTさん(女性)が通ってくれています。

仕事上でもプライベートでも、国語力がいかに必要かを痛感したTさん。今は満席なのもあり、本校では社会人の方のご入塾は基本的にお断りしています。ただ、今回は大切な友人の紹介ということもあって取り敢えずお会いすることにしました。実際に話してみたところ、Tさんの真剣さやお人柄の良さに心を動かされ、月に３回という形で本校に通っていただくことになった次第です。

このTさん。今日も「創作詩」と「コボちゃん作文」を真剣に学習して帰っていきましたよ。

社会人になると、国語力が「コミュニケーション力」とも表現が変わってその力が問われます。マナー的な日本語だけではなく、子どもたちと同じように「書く」「読む」「話す」「聴く」の４つの力をバランスよく学び、伸ばしていくことは大いに意義あることだと思うのです。例えば、語彙力や表現力が身に付けば日常会話や文書作成などにも活かせます。聴く力を身に付ければ、「聴き上手」と言われて周囲の人にも大いに愛されます。

Tさんのように、自分の国語力に危機感を抱いてみがくに通い、子どもと同じ教室で学ぶその姿勢には頭が下がります。いつまで通ってくれるかわかりませんが、Tさんが自信を持てるその日まで、精一杯指導させていただきたいと思っています。