今回のテーマは「初恋」です。
奈良・平安時代には、「初恋」のことを「はついろ」と表現していました。
「色(いろ)」は、もともと「血筋」を表わす言葉でしたが、その後は「見た目の美しさ」を表わすものとして使われるようになりました。
恋をすると女性は美しさが増すと言われていますよね。
ホルモンの関係でしょうか?
肌つやがよくなって、表情も明るくなるものです。
また、心理的なものも働いて、好きになるとその人が実際よりも素敵に見えてしまうこともあります。
見た目の美しさが、「この人キレイになったよなぁ。さては恋でもしているな」という恋愛のイメージにつながり、「色」という言葉が「恋愛」という意味合いも含めるようになったそうです。
今でも、「色恋沙汰(いろこいざた)」なんて言葉、残っていますよね
現在、多くの恋愛小説がありますが、古典作品もラブストーリーの宝庫です。
たくさんの「好き」が宝石のように散りばめられています。
誰かを愛する気持ちは何千年、何万年前でも変わりません。
私たち人間は太古の昔から、人を愛する遺伝子を脈々と受け継いでいるんだな。
古典に触れているとそう実感できます。
ちなみに、私の初恋は小学校1年生のとき。
向かいの家に住む同級生で、当時よく一緒に遊んでいました。
初めてバレンタインデーにチョコレートをあげたときの緊張感…今でも覚えています。
ストーカーのように何度も家の前をうろつき、窓をのぞくこと数時間
決心がつかなくて、うちの母に「代わりにあげてきてよ」と頼んだら、
「はぁ~?!なんでお母さんが?!」と、半分本気でキレられたものです(笑)。
昨年、その「初恋の人」と(mixiの「同級生検索機能」によって)再会を果たしたのですが、
現在は一児のパパとして、ますます素敵になっていましたよ~
さすが私、見る目があるな~(笑)
皆さんは、どんな「初恋」の思い出がありますか?