今日は北海道キノコの会の定例観察会。会員になってから初めての観察会です。
いつもの支笏湖畔でキノコを探します。
ジブリの映画そのままの森林。
一面のゼンマイ。ゼンマイにも雌雄があります。通称「男ゼンマイ」と「女ゼンマイ」と呼ばれていて、食用になるのは、茎がやや太めで巻いている葉の表面がつるっとしている「女」のほうです。ひかりと「ぜんまいちゃ~ん🎵」と探してみましたが、すでに採られた後なのか、目につくところは男ばかり…。また来春リベンジかな。
春にもキノコはあるらしいのですが、今回はコシカケの仲間ぐらいしか見つけられず…。先輩方が採集したキノコを観察させてもらいます。
ひかりが持っているのは「トガリアミガサタケ」です。誕生日プレゼントにおじいちゃんに買ってもらった図鑑。いつもひかりのリュックに入っています。すかさずページを開いて探していましたよ。「あった!!!」
これは「粘菌(ねんきん)」。
変性菌とも言って、朽木や土壌に住む小さな生物です。
以前はキノコの仲間に分類されていましたが、研究が進んで今は微生物の仲間とされています。脳が無いのに、迷路に置いた餌場にアメーバ状の体で最短距離で移動するらしく、その研究が現在も進んでいるんですって。この会に参加すると、沢山の面白いことが聞けます。「歩く図鑑」のような方々ばかりなので、本当に勉強になります。
この辺には熊も普通に生息しているので、次回からは鈴を用意しなきゃ。ダンナは帽子をかぶらないで臨みましたが、帰りの車中で頭にクモの巣(蜘蛛2匹付き)がついていて慌てていました。…自然をなめるからですよー。山歩き初心者さん😏!