みがくでは今週、「実験レポートを書こう!」という学習を行っています。
…実験って理科の勉強だよね??
国語塾で実験をするの??
と、疑問に思う方も多いことでしょう。
そうです。理科の実験を国語塾で行うのです。ただし、学校でやるような実験とは流れや作業が少々異なります。
●実験の手順が書かれたプリントを熟読(音読)してもらう➡読む力
●書かれている手順通り、一人一人自力で実験を行う➡文章を読んで理解する力
●終了後は、穴埋め形式になっているレポートを完成させる➡書きまとめる力
このように、理科の実験だって立派に国語の教材、学習になるのです。普通に作文を書いてばかりではつまらないでしょ?子どもたちを飽きさせないために、そして、学習の全ては国語(読む、書く、話す、聞く)力に通じているのだと体得してもらうために、この学習を考えました。
ある製造メーカーの社長が以前、こんなことを言っていました。「組み立て説明書を読めない人が多過ぎる!」と。今はYouTubeなど、映像でも作り方や組み立て方を見られるようになりましたが、紙媒体の説明書を読む必要性が全く無くなるわけではありません。それだって国語力。面倒だと思わずに、しっかりと説明書を読んで理解・実践できる力を身に付けておくことは将来的にも役立ちます。
実験好きな子が多いので、みんな楽しそうに学習していましたよ。