今、みがくで行っている「カード作文」。二種類のカルタと「おはなしづくりカード」を用いています。
おはなしづくりカードとは、これです。
4枚のカードを使って起承転結を踏まえたストーリーを考えたり、1枚のカードから物語を作ったり。
カードに描かれている人物の心情(気持ち)を言い表すのもいいですね。
例えば、バスに乗り遅れた学生の子のカードを示して、「今、この少年はどんな気持ちかな?」と質問します。
・慌てている
・焦っている
・困っている
などの返答が標準的なものとして、高学年の子には、
・慌てている/困っている➡焦燥感
・困っている➡途方に暮れている
と、適切な表現を教えていきます。
派生する心情として、「後悔の念」「自己嫌悪」などを説明してあげるのもよいでしょう。
低学年の子には、カードを見せて「いつ、だれが、どこで、何をしているか」を客観的に説明させたあと、
「この人はどんな気持ちかな?(心情把握)」
「どうしてこんなことをしているのだと思う?(理由説明)」
「これからどうなるだろう?(未来予測)」などと主観的なことを聞いていきます。
このように、これ一箱で様々なトレーニングが楽しみながらできますよ。
書店でも販売されているので、興味のある方はぜひ!