嫌われ科目ナンバー3に入るのではないか?
そう思えるほど、「古文」はみんなに嫌がられる教科です(>_<)
そんな古文を、生徒たちに少しでも「食べやすく調理」しようといつも頭を使っています。
文法(助動詞)を復習させる時によく使ったのが「古文ポップス」
みんなが聴いたことのある歌の一部を古語で訳して、文法&訳を覚えてもらうというものです。
今回は、(古い歌ですが…)平井堅さんの「瞳をとじて」を古文ポップスにしてみます。
ほんの一部分しか古文に変換していませんが、生徒が慣れてくるとほぼ古文だけで訳しています。
問題 次の傍線部の助動詞の文法的意味と活用形を答えてください。
「瞳をとじて」 平井 堅
朝目覚める度に 君の抜殻が横にいる
ぬくもりを感じ①たる いつもの背中が冷たい
苦笑いをやめて重いカーテンを開け②む
眩しすぎる朝日 僕と毎日の追いかけっこ③なり
あの日見せ④ける泣き顔 涙照らす夕陽 肩のぬくもり
消し去ら⑤むと願う度に
心が 体が 君を覚え⑥たり Your love forever
瞳をとじて 君を描くよ それだけでいい
たとえ季節が 僕の心を置き去りにしても
いつかは君のこと 何も感じなくやなら⑦む
今の痛み抱いて眠る方がまだいいかな
あの日 見⑧たり ⑨し星空
願いかけて二人探した光は 瞬く間に消えていくのに
心は 体は 君で輝け⑩り Your forever
瞳をとじて 君を描くよ それしか出来⑪ざり ⑫けり
たとえ世界が僕を残して 過ぎさら⑬むとしても
Your love forever 瞳をとじて 君を描くよ それだけでいい
たとえ季節が 僕を残して 色を変え⑭むとも
記憶の中に君を探すよ それだけでいい
なくしたものを超え⑮らるる強さを
君がくれ⑯たれば 君がくれたれば
注:オリジナル歌詞と一部変えている箇所もあります。
解答は次回のブログに掲載しますね!
古文を勉強している方はそれまでに考えてみましょう