塾長ブログ

Aちゃんが合格できた理由。

本校のAちゃん。
この度、札幌市立開成高校に合格(推薦)しました。
…推薦とは言え、ホッとしました

Aちゃんは小学4年生からみがくに通ってくれています。おっとりして優しく、誰にでも好かれる女の子です。ただ、見ていてハラハラするぐらいの「おっちょこちょい」なので、最後まで気が抜けない子でもありました。

国語の成績も元々悪くはないものの、テストでも読み違いやケアレスミスを連発して、返ってきた答案を見せてもらいながらいつも大きな溜め息をついたものです。

それでも、生来真面目で努力家のAちゃんです。中学時代はAランクをキープ。狭き門の学内推薦枠を掴みとり、見事、高校に合格したのです。

Aちゃんは国語のテストで最初は大きな波がありました。90点以上取る時もあれば、50点台まで落ち込む時もあったり。それでも、結果だけ見て一喜一憂せず、みがくを信じて通い続けてくれたのでした。

Aちゃんのように、国語という教科は、成績や結果が一直線に上がっていくものではありません。小さな浮き沈みを繰り返しながら、緩やかに少しずつ上昇していくイメージです。何かを覚えたらそれが成績に即つながる…という教科ではないのです。「国語ができない」には様々な理由があり、それらがもつれた糸のように絡み合っていて、何かを1つ解決すればいい問題ではないから厄介です。

長い講師生活において、気付いたことがあります。それは、「1つのことを長く続けている生徒は強い」ということです。これは自明の理である反面、真理でもあると私は考えています。

結果が出ないからと言って、数ヵ月で塾を辞めたり、転々としたりする生徒はどこか落ち着きがなく、上手く説明できませんが、悪い意味でどこか冷めている感じがします。みがくに関しても、長く通っている生徒ほど落ち着いて学習する姿勢が身に付いていて、その結果として成績が伸びている傾向にあります。

国語は特に、2年、3年と長く続けてようやく力がつく教科です。
土を耕し、肥料や水をやったりして、大きく伸ばすための土壌を整え、ようやく芽が出ます。育てる者は、その芽の特質を見極めてあたたかい光を当て、大切に育むことで初めて茎を伸ばし、花開くのです。
生徒によっては、土壌づくりに時間がかかる子もいます。ずっと芽が出なかったのに、あるとき急に芽を出し、そのあとは驚異的に伸びていく子もいます。いずれもせよ、しっかりした土壌がなければ、芽が出ないことは確かです。

Aちゃんのご両親はみがくにAちゃんを、全面的に任せてくれています。これまでに不安な時もあったでしょう。このまま預けておいて本当に大丈夫か。そう思ったこともあるかもしれません。

それでも、Aちゃんは今まで6年間も通ってくれています。しかも、今春中学生になる妹Mちゃんもみがく生で、今年で4年目となります。さらに、今年から三女のKちゃんも入塾する予定です。三姉妹で通ってくれるのはこの上なく嬉しいことです(みがくにはもう1組、三姉妹がいます。彼女たちも数々の伝説を持っているので、また別の機会にご紹介しますね 笑)。

小学校低学年からの憧れであり、目標でもあった高校に入学できたAちゃん。
語彙力など、まだまだ力不足の分野を引き上げていきつつ、次は国立大学合格に向けて全力サポートしていきたいと思います。


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