いつの頃からか、「自己啓発本」を全く読まなくなりました。
何を読んでも同じに思えるし、何を読んでもどこか空々しい気がして。
きっと、本に「答え」を求め過ぎていたのかもしれません。結局は自分の心で感じ、自分の頭で考え、自分の経験則の中から探し出した道を、全力で進んでみるしかないのだ。…そう自分なりの『答え』が出たのも理由の1つです。
ただ、好きな作家はいます。
ひすいこたろうさん。
彼の本は大好きです。言葉の選び方や考え方の切り口に共感が持てる、数少ない作家の一人です。
実は、みがく開校当初、ひすいさんに実際お会いしてお話しさせていただいたことがあります。とても気さくで面白い方でした。みがくのコンセプトを話したところ、とても賛同してくださり、
「良いものは良い人を呼ぶ。みがくさんに自分の子を連れてくるお母さんは、皆さん良い人だと思いますよ。」
と話してくれたのです。その当時は「良い人」の理解も曖昧で、「社交辞令が上手いな~」と感じました。だけど今は、誰よりも私がその言葉の意味を痛感しています。
最近出た本も読ませてもらいました。
「なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?」
「自分なりのルール」を作りましょう。そうすると、一番大切なもの(こと)は何かが見えてきますよ。
…という内容です。
ひすいさんのブログで本のまえがきの一部を紹介されていたので、私も引用させていただきます。興味のある方は読んでみてくださいね!
以下引用
アメリカのディーパック・チョプラ医学博士によると、人は1日に6万回もアレコレぼんやりと考えごとをしてるそう。
僕らは無意識に1日6万回も、過去を悔やみ、未来をアレコレ心配しているのです。
1時間に2500回もどうでもいいことを考えている。
しかもその9割は昨日と同じことだそうです。
凡人と天才の違いは、実はここにあるのです。
天才は、自分がどう生きたいのか、
何をとして生きたいのかが明確に決まっているのです。だから、いつも、そこに意識の焦点を合わせることができる。
こう考えてみてください。僕らは、1日6万本の意識の矢を持っていると。
凡人は、その6万本の矢をどうでもいいところに放っている。
一方、天才と言われている人たちは、その6万本の矢の多くを、自分が目指す場所へ放っている。その違いだけなのです。
では問います。
「あなたにとって、真の幸せとはなんでしょう?」
もし、この問いにすぐに答えられないとしたら、一度、人生をしっかり見つめ直す必要があります。
行き先を決めないことには電車のチケットすら買えないのです。ならば行きたいところに行けるはずがない。
ルールとは、真の幸せを実現するために生み出された、自分だけの美学(発見)。
ルールがあれば、「何をやらないか」も自ずと明確になります。ルールがあれば、決して迷わないのです。
この本は、「一流の人」「すごい人」「面白い人」たちの「美学」(マイルール)をまとめた本です。人生の達人たちのマイルールを参考にして、自分の真の幸せを見出してください。そして、それを実現するために、何を最優先事項にして生きればいいのかを、この機会にぜひ見つめ直してほしいと思うのです。
他人のルールは自分を縛るが、自分のルールは自分を解放する。
マイルールを持とう。一番大事なものを、一番大事にするために。
マイルールを持とう。
迷うことなく、自分の人生を邁進するために。
すべては、最高に人生を愉しむために!
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