今日は新道校の教室長である清水先生がお休みだったので、私が最後まで新道校で指導していました。
年長さんのRくんが「清水先生がいい…」と嘆いていましたよ。そうだよね~、坂本先生は厳しいもんね(笑)。でもそれで良いのです。そうでなければいけないのです。
先生との相性や好き嫌いはどこにでもあるものだし、みがくに通うことで国語の成績が上がるのなら何でも構いません。
Rくんにはがっかりされてしまいましたが、私はむしろ嬉しく、清水先生が心強く感じました。
さて、今回もお勧めの物語をご紹介します。物語(ファンタジー)は、想像力を育てるのはもちろん、本を読む楽しさも味わえますよ。先日は高楼芳子(たかどのほうこ)さんの「時計坂の家」を紹介させてもらいましたが、今回は中学年にお勧めのファンタジー本を1冊。小学校での推薦図書でも頻繁に書名があがる名作です。
◾あらすじ
主人公の少年、悟(さとる)が突然放り込まれた先は、子供と老人だけの世界だった。その世界で子供たちは、男女ペアとなり、協力して「竜」と戦わなければならない。戦いに敗れたらその二人は若さ(時間)を奪われて老人にされるのだ。
少年は、偶然一緒に行動することになった女の子・かおりを守り、恐ろしい竜から世界を救う旅に出る。
元の世界に戻るためには、その世界の中で「確かなもの」を探し出すことが条件だった。竜を倒す旅のなかで少年はこの「確かなもの」を探すのだが…。
ファンタジーの王道とも言えるストーリー展開で、大人が読んでも楽しめる一冊だと思います。勇気や愛、信頼や絆、離別の寂しさなど、沢山の要素が盛り込まれているので、国語的にも心情把握の勉強になりますよ。
これもみがく本校にありますので、興味のある方は是非どうぞ!