突然ですが、うちのダンナは一風変わっています。本人に自覚は全くありません。

思い起こせば、出会い始めの頃から変わっていました。例えばカラオケ。
３０代の男性なら、EXILEとかスキマスイッチとか、そのあたりの男性アーチストの歌を歌いませんか。だけどダンナは、松田聖子とか、中森明菜とか女性アーチストの歌ばかりを歌うのです。しかも80年代の。…私に合わせてくれているのかな？と最初は思いました。それはそれで軽くムカつきますが、そうではなさそうなのです。

実に気持ちよさそうに…そして高音＆裏声を駆使しながら聖子ちゃんを熱唱するダンナ。ぎこちない笑顔を浮かべてそれらの歌を聴いていた当時の私は、
｢もしかしてこの人は…｣
と、あらぬ想像をしたものです（そして、未だに心のどこかで疑っています）。

また、ドラマを観ていても彼はどこか変わっています。上手く説明できないのがもどかしいのですが、とにかく変わっているのです。

例えば、ドラマ｢下町ロケット｣に夢中になっていた時期には、出演していた吉川晃司に心酔し、彼の曲をエンドレスリピートで聴いていました。

｢フラジャイル｣を観ていた時には、主役の長瀬智也に入れ上げ、TOKIOのアルバムをこれまたエンドレスリピート…。

｢ダメな私に恋してください！｣では、深キョンよりも先にダンナがディーンフジオカに恋しちゃっていました。

どうやらダンナは、｢男気溢れる人｣を好きになるようなのです。
そうなると、彼のプロレス好きにも何か裏があるのではないかと疑ってしまいます。

……えーと。
私はそんなダンナが大好きです（笑）。

さて今晩は、コーンとツナの炊き込みご飯。頂いた｢あごだし｣と、塩のみで作ってみました。シンプルですが上品な味わいに仕上がりましたよ。