国語の文章において、内容を深く理解するためのトレーニングとして｢要約｣と｢縮約｣があります。

要約は本文の要旨をまとめるもので、縮約は表現をなるべく変えずに本文を短くするものです。

みがくでは今年も、
朝日こども新聞の天声人語を使っての要約練習と、中学生には教科書を使っての縮約練習を予定しています。

要約、縮約させると、生徒が内容を正確に把握しているかどうか。大事な文とそうでない文との区別ができているか。それらがわかって指導しやすくなります。

ただ問題集を闇雲に解いても、肝心な内容を深く理解していないと意味がありません。問題集やワークの設問の答えを記憶したとしても、応用問題には対応できない場合もあります（そもそも国語読解は暗記して対処するものではありません）。

要約、縮約練習を重ねると、どんな文章でも｢良い読み癖｣がつき、総合的な国語力もアップするのでお勧めの学習なのです。