突然ですが、うちの父はバカがつくほど真面目です。
父が冗談を言うのを見たことがありません。
頑固一徹・昔かたぎのオヤジです
そんな父がいつも私に話してくれることがあります。
「おまえが赤ん坊の頃は、異常なくらい泣いてばかりいた。だから、『かんのむし』を取ってもらうために神社(東京)に行って来たんだ。」
話の続きはこうです。
神主さんが、泣き続けている私の手のひらに何やら指で文字を書きました。
すると、私の手のひらから「白い煙のような、糸のようなもの」がフワフワと出てきたそうです。
それを何度か繰り返して、処置が終了した、と。
その後私は人が変わったように、ピッタリと泣かなくなった、とのことです。
物心ついた時から、何度も両親から聞かされてきたこの話。
証人もいて、同行した伯母も全くもって同じことを言っています。
「火の無いところに煙なんて立たないよ。お灸か何かしてもらったんじゃないの?」
私が言っても、
「違う おまえを抱っこしていたから、すぐ目の前で見ていたんだ。火の類は一切使っていない。使ったのは塩だけだ」と言うのです…。
何度聞いても腑に落ちないので、色々な仮説のもと質問をするのですが、
そのうち、なぜ親の言うことが信用できないんだ、と軽くキレられます(笑)。
確かに、冗談を言うような父ではありません。
霊現象を信じる人ではないので、この「かんのむし退治」は病気治療の一種だと考えているようです。
過去に2人、私と全く同じ経験をしたことのある方と出会ったのですが、そのメカニズムまではわかりませんでした
一体なぜ手から煙のようなものが出るのか?
その正体は何なのか?
…何かご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださ~い