塾長ブログ

ワクワク!ドキドキ!じーん…

今日はコープ主催の「宮西達也さんトークライブ」へ行ってきました。

宮西さんは絵本作家。「おまえ、うまそうだな」や、「おとうさんはウルトラマン」などの作者です。前者は映画にもなった名作です。

トークで宮西さんはこうおっしゃっていました。
「勉強も大事だけど、もっと大切なことがあります。それは沢山の感動体験をすることです。嬉しいこと、悲しいこと、驚くこと…。いろいろな体験をするときっと素敵な大人になれますよ。」
その言葉通り、宮西さんの作品はどれもワクワク!ドキドキ!じーん…で溢れています。

印象に残る「作文」を書くコツも、この「感動体験」だと言われています。
1つの出来事があったとして、その体験からどんなことを感じられるか。例えば、同じ「学校の遠足」を体験しても、「〇〇工場へ行きました。」「お昼ごはんを食べたあと、△△へ行きました。そして次は□□へ行きました。」などと、行った場所やスケジュール的なことばかりの作文を書く子がいます。
一方で、漂っていた「香り」や耳に聞こえた「音」に言及したり、その時に感じたことを豊かな表現で述べる子もいます。

両者の差は「体験の質」と「感性」の違い。大人も子どもも心が喜ぶような体験を沢山することは、より豊かに生きていくために必要なことだと思います。

なかなか自分では感じ取れないという子には、お母さんが
「見て!あそこに鳥がいるよ!何の鳥だろうね~?寒くないのかなあ?」
「あのイルミネーション、綺麗だね!周りの空気も輝いて見えるよ。お母さん、感動したよ~!!!」
「…ん?何の匂いだろう?」
「冬の川ってどんな音がするのかな?」
などと疑問や感動の気持ちを言葉に出して子どもに話してやるとよいでしょう。
親を見て子の感性は育ちます。

今日はとても楽しいトークライブでした。

行く途中、大通公園で開催されているミュンヘン市でサンタさんに出会いました。
ひかりと菜々子も嬉しそう!!


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