今日は地元のお祭りに顔を出した後、ずっと気になっていた絵本屋へ行ってきました。
札幌市清田区にある 絵本屋「南風」。
長沼町にあった、知る人ぞ知る「絵本屋ぽこぺん」というお店。そこのオーナーさんが亡くなった後、残った本(2000冊以上!)を運び出し、ご遺志を継いで今年4月に開店させたのがこの「南風」の店長さんなのです。
児童書を中心に豊富に揃っていて、思わずテンションが上がります!
1階。
今日購入した本たち。
「ちいさい いすの はなし」
竹下文子・鈴木まもる
心があたたかくなる内容です。人や物に与えられた「使命」について考えさせられる1冊になっています。
画像左「いっしょだよ」写真・文 小寺卓也
北海道在住の作者による写真絵本。「私たちは孤独な存在ではない。周りをふと見ると、共に生きるものが傍にいるよ。」そんなメッセージが伝わってくる本でした。
画像右「一葉のめがね」高山美香
世界の偉人たちの面白いエピソードがミニチュア粘土人形とともに綴られているユニークな構成です。
例えば、絵本作家の「アンデルセン」。
●「マッチ売りの少女」などの悲しい話を号泣しながら書いていた。
●繊細な性格で、自分の作品が酷評されている雑誌などを目にしたら、場所をわきまえず号泣した。
●極度な心配症でもあり、ホテルに宿泊する時には火事になった時に備えて脱出用のロープを必ず持参していた。
そんな、世にある伝記には載っていないようなことが中心に書かれています。
…この粘土人形の表情がユーモラスで何とも笑えるのですよ。
絵本屋「南風」。
団地の中にあり、多少行きにくい場所ではありますが、足を運ぶ価値大です。
興味のある方はコストコや三井アウトレットパークに行く前にでも寄ってみてください(車で10分程の所にあります)。ホームページに地図は載っていますが、地元の人でもわかりにくいので、お店に電話をして道案内してもらうことをお勧めします。